パブリックドメイン
2011年6月26日
エッフェル塔をモチーフにした雑貨がたくさんあるけれど、前から気になっていた事が1つ。これって著作的にどんなことになっているのだろう?ということ。で、ざっくり調べてみると、エッフェル塔はパブリックドメインに属していているけど、ライトアップされた夜景の映像はパリ市が著作権を取得しているので許諾無しに公表すると著作権侵害となってしまうらしい。
無知な私は”パブリックドメイン”とは何か、というところから調べる事になったわけでして…
パブリックドメイン (public domain) とは、著作物や発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態又は消滅した状態のことをいう。日本語訳として公有という語が使われることがある[1][2]。
パブリックドメインに帰した知的創作物については、その知的財産権を行使しうる者が存在しないことになるため、知的財産権の侵害を根拠として利用の差止めや損害賠償請求などを求められることはないことになる。その結果、知的創作物を誰でも自由に利用できると説かれることが多い。しかし、知的財産権を侵害しなくても、利用が所有権や人格権などの侵害を伴う場合は、その限りにおいて自由に利用できるわけではない。また、ある種の知的財産権が消滅したとしても、別の知的財産権が消滅しているとは限らない場合もある(著作物を商標として利用している者がいる場合、量産可能な美術工芸品のように著作権と意匠権によって重畳的に保護される場合など)。また、各法域により法の内容が異なるため、一つの法域で権利が消滅しても、別の法域で権利が消滅しているとは限らない。したがって、特定の知的創作物がパブリックドメインであると言われる場合は、どの法域でどのような権利が不発生あるいは消滅したのかを、具体的に検討する必要がある。
ということは、エッフェル塔のライトアップ装飾されてない昼間だったら、写真や映像、イラストなど商用に使ってもいいということなんでしょうか。日本でエッフェル塔を使った商品を販売している人は、誰にも許可をとていないということ?正直いまいちすっきりしませんが…
とりあえず、ひとつ勉強になりました。記念にエッフェル塔の写真をアップします。
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